時代に左右されない業態を求め、
40年続いた割烹を大衆居酒屋へ。
横浜駅西口。居酒屋激戦区だ。そこで開店以来12ヶ月連続で売上げ増を続けている店がある。それが一軒め酒場横浜西口店。
鈴木さんの会社は、もともとこの場所で割烹を経営していた。40年続いた老舗だった。しかし、その業態は時代に合わなくなって来ていることも感じていた。いつの時代にも変わらず支持される業態はないだろうか、そう考え続け、出した答えのひとつが大衆向けの気軽に飲める居酒屋。これなら景気のいいときも悪いときも変わらずニーズがある。しかし、仕入れやメニュー、全てを今までとは変えなければいけない。単店で競争の激しい大衆居酒屋業態に踏み入るには大きな壁があった。
ようやくたどりついた答え、
それが「一軒め酒場」という新業態。
そんなときに出会ったのが養老乃瀧グループの一軒め酒場。立ち飲み店にも負けない価格で、メニュー内容は、はるかに充実している。鈴木さんは、これだ! と膝を打ったと言う。
さっそく出店を決め、改装に入った。店内や厨房も新しくすることにした。しかし思い出も多くある割烹の面影は残したい、冷蔵庫や空調など使える物は使いたい、器も前の店の物を使いたい。鈴木さんのさまざまな要望を、本部は全てかなえてくれた。低価格業態で利益を上げるには、投資金額をなるべく抑えたい。店の造りや備品等に対する自由度の高さは、非常にありがたかったと鈴木さんは言う。
やる気さえあれば繁盛店をつくれるシステム。
「養老乃瀧チェーンという看板とノウハウをいただけることは大きいですよね。たとえばバクハイというメニューひとつとっても、半世紀以上にわたって愛されている養老乃瀧ならではの知恵と経験が詰まってます。あらゆることが用意されてますから、後は気持ちの問題だけです。やる気さえあれば繁盛店は約束されたようなものだと思いますよ」と、養老乃瀧FCシステムの良さを語ってくれた鈴木さん。
「ポスターやメニューも、グループサイトを介してすぐに取り出して使える。簡単でスピーディなシステムは、他のフランチャイズと比べても素晴らしいと思います」。
横浜駅西口に旋風を巻き起こした一軒め酒場の成功を、今後も持続発展させていくために、鈴木さんは次なる一手を思案中だ。
資金は約2200万円。新業態の開店と考えると、非常に少ない金額だと思います。この金額で、画期的な新業態とチェーンのスケールメリットを使えるのはありがたい。養老乃瀧55周年で55円生ビールキャンペーンを開催したときは、1日で1700杯のビールが出ました。以前には考えられないことですからね。
もともと複数店経営していたので、オープン後とくに生活が変わったことはありません。朝10時から営業してますが、以前も仕込みのために10時には出社してましたから同じですよね。悩みは、お客様が多くて忙しいという、スタッフ達のうれしい悲鳴ぐらい。